ぼさつ×きぬがわ　ア・ラ・モード
　
【夢よりも夢のような】
　
『身内はやめとけ』
云われた意味を、理解した。
確かにコレは、心臓に悪い。
ささくれた畳も気にせず直に横になって昼寝をして、眼を開けたら。
目の前に。
穏やかな寝顔は、いつにも増して菩薩か何かの仏像を思わせる。
それならいっそ俺の煩悩も消し去ってくれればいいのに。
逃げたいのに動きたくなくて、困る。
　
　
【ある日の「ただいま」】
　
宿舎が施錠されることはほとんど無い。常に誰かが出入りしているからだ。
靴を脱ぎながら奥の居間へと声を掛ければ、穏やかな声が応え、長身が玄関に現れた。
「おかえり、鬼怒川」
「…ひとり？」
「うん」
どことなく嬉しそうに見えるの気のせいか。
「た…だいま…」
言い直せばさらに笑みが深くなった。
　
――自分だけに向けられる言葉と微笑みが「特別」なことを、知っている。
　
　
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――ってことで、ぼさきぬでした。
今月の初旬に呟き場に垂れ流してたのですが。改めてまとめてみた。若干追記。
ぼさつ、５年前から見てたのに、ノーチェックすぎた。のに。
ここに来て己の性癖のひとつを明らかに自覚したわ。
攻め気のない天使は攻めだわ。攻めてないけど。
…言葉的に矛盾してそうだがあいかーをご存じの方にはその心意気的には納得していただけそうな…ｗｗ
単品でどうのじゃないのよ、相対的な話でね、攻め気のないひととか欲情とかと無縁そうな人がそういう感情を抱くに至るっていうのが、ね。
性欲じゃなくても良いかもしれない。そこまで行かない、微かな独占欲でも良いかもしれない…。
今までよりも、一歩踏み出した、執着。
ケダモノ攻めと同じくらいにストイック攻めが大好物なあいかーです。
　
ちなみに、前からお付き合いくださってる方には今更すぎて耳タコかも知れませんが、私、基本「そのふたり」が好きな人なので、
右とか左とかどっちでもいいじゃん同じもの持ってるんだしお互い使おうぜ！とか思う派ですｗ
でも、鬼怒川は自分が爛れてるからぼさつは汚したくないって思ってて、
ぼさつはなんつーか無償の愛的にきぬを包み込んであげれば良いと…。
だからきぬは自分から手を出さないだろうなって思って、じゃあぼさつが抱きしめてあげれば良いじゃない！
ってことでぼさきぬに落ち着いた。
――以上、あいかー的ぼさきぬシミュレーションでした。
ちなみに、勝手駅的ぼさきぬはにこいせの裏CPです。でもきっとにこいせより先にくっつく(笑)。
「身内は止めとけ」って、忠告したげた日光の優しさは見事に木っ端ミジンコになりました……合掌。
　
だってさ、きぬさんみたいなひとは、自分から手ぇ出したら話がサクサク進んじゃうじゃないですかー(手練手管ハンパナイと良い)。
だから相手に手ぇ出して欲しくてもだもだする話を考える方が萌えるなー……ってそれ似たようなこと他のCpでも言ってますね性癖ですね仕方ない。
何事にも一歩も二歩も退いちゃいそうなぼさつだからこそ、彼が自分から何かを求める瞬間を書きたい。
相手がして欲しがってるからじゃなくて自分がしたいからっていう。
何か考えたり悩んだりする前に動いちゃうんでも良いね！　衝動。
後で自分でもビックリしてアワワワなってても可愛い……。
　
とぶのみやさんは、抱っこ好きだと良いなぁ。とか、夢見がちタイム…
（とーぶのうつのみやさん。ぼさつのみやでもいいかもしれん。CP表記すると、ぼさきぬ…？）
ぎゅーってするんじゃなくて、ふんわり抱っこな。
なんていうの、ぬいぐるみとかクッションとか、子供抱っこするみたいな感じで抱っこされて幸せそうに微笑まれて、……厨二拗らせた身ｗにはそんなの耐えられない逃げ出したい>_<けど逃げたくない…/////っていう……
ぼさつ182cmもあるんですよ！(昔御本家ブログで公表されてた数値。オンリーで出るレイルズで変わるかも…？でもおっきいことには変わりはないよね！)
きぬさんなんかふわって包むもひょいって担ぐもお手の物ですよ！　やれてもやらなさそうだけど！
夢が広がる……ぼさきぬどりぃむ……/////

　
　
下にもう少しだけ、ぼさきぬコバナシ。
ちゃんと書いてないけどいたしてます。R-15くらい？とか言っておく？
とぶうつは性欲なんて無いの菩薩なの天使なの……！とかいう主張の方は、ここでやめておいた方が良い。
ちなみにいたしてるけど、書いてないから、たぶんどっちとも取れると思う…。

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【いつの間にかここだけ熱帯夜】
　
「っ……そ、…な、こと、しなくて、い……」
よごして、しまう。その手を、穏やかな笑みが似合う顔を。
熱に白む頭を振って、短く刈られた頭に触れる。掌をくすぐる、その感触にすら煽られる。
「鬼怒川が喜んでくれるなら、なんでもしたいよ」
それは、以前、春の陽差しのやわらかさで告げられた言葉。
あの時も、突然夏日にでもなったかのような暑さが身の回りを包んで目が眩んだのを覚えている。
けれど、今度はそれ以上の。
熱すぎて溶ける。
溶けてしまう。
ぐずぐずに溶け堕ちそうな脳味噌を押さえようとした手はやんわりと捉えられ、目尻をそっと吸われた。
そうしたら、何に必死になっていたのか、もう分からなくなった。
　
――こんなこと、今まで何度だってしてきたはずなのに。
どうしてこんなに、このひとばかりが特別なのか。
　
　
おわって、離れようとして、まだもうちょっと…って引き留めるのがきぬさんじゃなくてうつさんだったらいいね……ときめくね……胸元に抱き込まれたらそれだけでどうにかなっちゃうね……
私もぼさつの胸に抱きしめられたい……。
あんだけ背高いんだから、手もおっきいだろうなぁ……指も長いんだろうなぁ……うっとり……