山手はぴば！の絵チャ中に書いた（たった今書いた）お話。
えー遅刻しそうでパン咥えて走る系のノリでお茶漬けかっこみながら走ってけいひんさんにぶつかる山手の話←
（チャット中のネタｗｗ）

ちょっと眠いです、そしてちょっと酔ってます
何言ってんだかよく分かんない←

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　朝のアクシデント

　2013.3.1
　presented by Hirona AiKawa @ Selfish Station

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　ドン、と衝撃が走り、根岸は次の瞬間尻餅をついていた。
「……ッつ……ッ！」
　痛みを感じるとほぼ同時に、熱も感じる。主に上半身に。
「あっ……ご、ごめん……！」
　眼前に現れたのは、短く刈った髪と、誠実そうな顔。
　その手には何故か茶碗と箸。
　熱いと思ったのは、彼の持つ茶碗の中身だったようだ。
　漂う仄かなお茶の香り、またいくつか服に米粒やら海苔やら付いているところから察するに、茶碗の中身はお茶漬けのようだ。
　何故にお茶漬け。
　遅刻しそうでパンを咥えて走るとかなら、マンガとかで見たことがあるが、逆に言うならそんなことをする輩にはマンガの中でしかお目にかかったことがない。
「ゴ、ゴメン……！」
　青年はもう一度謝ると、根岸の服に手をかけた。
「え？　っちょ、何…え……？」
「染みになる。クリーニングに出すから」
「でも」
　陽気が良くなってきたとは言え、ワイシャツ一枚ではさすがに寒い。
「おれの、着て良いから」
　低めの声が、今度はしっかりとした口調で答えた。
　驚いているうちに、青年は根岸の上着を脱がせ、代わりに己の上着を肩に掛けた。
「上着、汚してごめん……。これはクリーニングして返すから……」
　手を引かれて立ち上がる。青年は、根岸より少しだけ背が低かった。
「ええと……ごめん、君、名前は？　同じ学校だよね……隣のクラスかな……？」
　どうしても名前が浮かばずに問うと、青年は、はっとして根岸の腕を放し、一気に赤面した。
「ご、ごめん……、に、２年３１組……品川……だ……」
「そうなんだ。僕は３３組の」
「根岸」
「あ、うん」
「……知ってる……」
　なんだか新しくできたてのお茶漬けを食べたみたいに身体が熱く香りが強くなった気がして、根岸は、視線を逸らす品川の横顔を見つめていた。

 

　おしまい☆

（ありがちな話！？ですみませんｗｗｗ）
（３１組とか３３組とか何事……とかは言ってはいけない←）