有池コネタから派生した、ＦＣ(何故)。

ただいま第二次ＦＣブームです。
……今日の昼間に妄想してたのはＺＣだったんだが(何故)。



R-15くらい？(微妙)
副都心はそれほど体温高いわけじゃないと思うよ。

『触れる理由ならいくらでも』　ＦＣ(副都心×千代田)


「ねえ、やっぱりしません？　セックス」
　わざと直接的な言葉で提案をするのは、表情の変化を見たいからだ。
　寒くて眠れないんです、なんて口実にしてもほどがある理由を口にして部屋を訪ねると、千代田さんは溜息をつきながら、それでも部屋の中に入れてくれた。
　ほんの少し、ブランデーを垂らしたホットミルクを飲んで、ベッドに入る。
　千代田さんの手は、手首や手のひらはあたたかかったけれど、指が冷たかった。絡めるようにつないで温もりを移すけれど、僕もそうそう体温が高いわけじゃない。
「今日はおとなしく寝るって、さっき言ったばっかりだろ」
　案の定、返事はつれない。
　けれどそこでメゲていたら、千代田さんとは付き合っていられないのだ。
　一度断られるのは承知の上。
　冷たく見えて、実はこの人は押しに弱い。丸ノ内さんや半蔵門さん、南北さんとのやりとりを見ていればわかる。常磐さんにもそれで振り回されているに違いない。
　諦めずにおねだりをすると、十中八九、折れてくれる。
　少し説得力のある理由をつけるとなお良い。理不尽な理由でも可。使い分けは、微妙なところだ。
「でも千代田さん指冷たいですよ。脚も、ほら」
　両脚の間に千代田さんの片脚を挟む。脚もやっぱり、先が冷たい。
　身体の中心は、蕩けるくらいに熱いのに。
「セックスって全身運動だからあったかくなりますよ」
　実際、抱き合った後の千代田さんの指は温かいまんまだ。
　それは、僕の中の小さな自己満足のひとつ。
「ね、一緒にあっつくなりましょう？」
　言い募ると、困った気配。
「ね……？」
　甘えた声を出すのは、もちろんわざと。
　千代田さんもそれはわかっているはず。
　けれど、口づけて、間近で見た目元はうっすらと赤く染まっているに違いない。電気をつけて見られないのが残念なくらいに。
　拒絶の言葉がないのを良い事に、パジャマの上から脚の間に手を当てる。そこだけ少し、周りより熱い。
　びくりと震えて、躊躇いがちの手が制止に動こうとするのを手首を掴んで引き留めた。
　冷たい手を、そのまま僕の脚の間に押しつける。布越しにも伝わる冷たさに、怯むどころか刺激されてより熱く芯を持ち始める不埒な熱情。
　眼鏡を外した千代田さんの焦点が合うのは、ちょうど唇が触れる寸前の位置。
　ね、と断られないのを疑わず笑ってみせれば、諦めたような吐息が唇に触れた。



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副都心はいろいろと確信犯です。
小賢しい手法と天然ホスト的嗅覚で、ちよこを翻弄すればいい。
でもそういうのは小手先のワザでしかないと自分でわかってるとなお萌えます。私が。
自分ばっかメロってるのが悔しいから千代田もメロればいい、とか思ってればいい。千代もメロリンなのに(笑)。
そんなこんななＦＣ萌え。


人間カイロ(路線だけど)なネタばっかなのは、今現在の相川さんがカイロを求めているからです。
っつかお腹あっためたい……ぅぐ……。