本日６／１６はスカさんこと横須賀線の開業日！
ってことで、はーさま＆うりさんにお誘いいただいて、あかつきさんとともに、スカさんがブイブイ言わせてた頃ｗの栄光を辿る旅っつーかまぁスカ線堪能ツアーに行ってまいりました！
 (写真はツイログの今日の日付を。あとでこっちにもうｐる…かも…？)
ついろぐ→http://twilog.org/h_aikawa/date-130616/asc-norep
　
んで、何か書けって言われたんで、帰りの電車の中で書いた。いちおう一次のつもりなんだがまぁ紙端二次でも良いような気もする。
そんなこんなな大船組、どぞー。
　
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20130616
Yokosuka Line , Tokaido Line , and Keihin-Tohoku Line
　
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　節目の年ならともかくとして、今年は124周年、とりたてて何かイベントごとを行うわけでもない。
　朝、いつもと同じように業務に就いた横須賀は、東海道に声をかけられ振り向いた。
「おはよう」
「おはよう」
　緩く持ち上げられた拳に、横須賀も腕を上げる。
　ごつん、鈍い音を立てて拳が触れ合った。
「行ってきます」
「ああ。――開業日おめでとう、これからも頼む」
　振り向けば、背筋の伸びた後ろ姿。
「言い逃げとはね……」
　肩をすくめたところで、ポケットに突っ込んでいた携帯電話が震えた。取り出せば、水色のランプが点滅している。
「こちらはまた律儀なことで」
　差出人は京浜東北。
　件名には、開業日おめでとう。
　文面は開業日を祝う言葉と、午前中は東京以北、『東北』部分での仕事が立て込んで会えそうにないためメールを送った旨の説明が簡潔に記されていた。そして、昼か『おやつ』を大船でとろうという誘い。
　誕生日なんだからケーキが良い、と返信をして、横須賀は久里浜行きの電車に乗り込んだ。
　
　
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東海道との『拳』は、山京と同じ意味と思っていただいても、そうでなくても、どちらでもいいですよ。
なんて、最初に言ってみる(笑)。
　
一次のスカさんは、東海道さんの参謀。
文官ぽいけど武官です。
京浜東北は、あれはまた違うスタンスで。つかず離れず、俯瞰でものを見る人。
でもスカさんのことは、東海道同様、他の路線よりも気持ち多めに目をかけています。……なんて言わないけどね。
　
開業当時（明治20年代）のスカさんは、ってか海軍は、線路敷くのに寺の敷地ぶち抜くは、軍艦回すのに半島ぶち抜いて水路つくるは、ブイブイ言わせるにもほどがあるｗブイブイっぷりだった訳ですが。
戦中までその栄光は続くわけですが、戦後の没落、方向転換、通勤路線としての成長…とクソ真面目にド暗く書こうと思えばいくらでもそう架けると思うけど、でも、乗り越えた先の何かを、今も走り続ける彼の向かう先を、見据えて書きたいと思います。
スカさんに限ったことじゃないですね。
　
君の往く先に栄光あれ。
開業おめでとう。